220718 - N.Flying キムジェヒョン、俳優として跳躍
N.Flyingのキムジェヒョンは最近、初の長編映画'オクス駅の幽霊'で第26回富川国際ファンタスティック映画祭(以下、BIFAN)での'アドレナリンライド'セクションに招待され、観客と対面した。ドラムスティックを置いてカメラの前に立つというのはワクワクと緊張が交差するという。
たくさんの人がパンデミックによって文化と関わる生活ができず、もどかしかったと思いますが、BIFANに来て、また野外で楽しめるようになったことがとても幸せです。その中に僕がいるということだけでも本当に光栄ですし、嬉しいです。
僕の映画を観た方々からは「よく頑張ったね」という言葉を聞きたいです。一生懸命演じる俳優、そしていつも一生懸命なキムジェヒョンだと思ってもらえたら嬉しいです。撮影中は、本当に幸せな気持ちで熱心に取り組んだと断言できるので、そんな評価までいただけたらこれからも更に頑張れると思います。
キムジェヒョンは17日のインタビューで'オクス駅の幽霊'のキムボラやシンソユルと呼吸を合わせた感想、初の長編映画に出演する心境、そしてN.Flyingのドラマーと俳優としてこれから期待している方向性まで様々な話を打ち明けた。
今回の作品は、人気ウェブトゥーンを基にしただけではなく、日本を代表するホラー映画'リング'の脚本家・高橋洋が力を合わせた。
ウェブトゥーンの'オクス駅の幽霊'は本当に大人気の漫画じゃないですか。なので、最初はどうやって映画化するのかとても気になっていました。台本をいただいてみると、「わぁ…」しか言葉が出てなかったと思います。ホラー映画といわれてまず初めに思い浮かぶ作品が'リング'だったんですが、その脚本家の方が書かれたそうなんです。僕にとっては先生のような存在のチョンヨンギ監督とご一緒できるのは本当に楽しみでした。現実を生きていく上で感じる恐怖感と、ジャンルそのものから感じる純粋な恐怖感が合わさって、より新鮮な映画が生まれたんじゃないかなと思っています。
共演したキムボラやシンソユルも、彼にとって大きな応援と力になった。
キムボラとは1番たくさんの時間を過ごしました。とても気さくに接してくれて、肩の力を抜いて演じることができましたし、アクションがかかる前と後、本当に2人にはたくさん助けてもらいました。仲良くなれたきっかけもキムボラのおかげでしたね。シンソユル先輩はほとんど終盤の撮影で一緒になったのですが、'アクション！'がかかった瞬間、頭からつま先まで全く別人のようでした。一緒に撮影をしていても見とれてしまうようなオーラがある方でした。
ホラー映画の主演で初スクリーンに挑戦した彼だが、実際はホラーが苦手だという。
ものすごく怖がりなんです。(笑) 危ないもの、危ない場所…YouTubeのサムネイルに怖いものがちょっとでも映っていたら素早くスクロールするタイプです。なので今回の出演が決まった時、周りからは「大丈夫か…？」ってすごく心配されました。一応ゾンビ系、終末世界系は多少見るんですが…お化けが出てくるのは…オオォォ～ゥフ(笑) 考えるだけでも怖いですね。
2015年、N.Flyingとしてデビューした彼はもう8年目になる。短くはない時間ドラムを叩きながら、演技も並行してきた自分だけの強みを聞いてみた。
作品の数は多くないですが、ドラムを叩いてきたことが演技的な'呼吸のテンポ'に役立っているようです。相手のセリフを聞いて、自分のセリフを話す。'ティキタカ(テンポ良く会話をすること)'をすぐにキャッチすることができます。あとは体にあるべき筋肉が顔に集まっているので、色んな表情ができます！(笑) スポンジ並みに抜群の吸収力、幸せの伝道師という感じでしょうか。
同時に様々な仕事をするのは大変そうだが、彼は絶対顔をしかめることはないという。
僕の座右の銘は'笑おう'なんです。どんな時でもポジティブに幸せに！止まらず一生懸命頑張る、というマインドで過ごそうと努力しています。僕の原動力であるN.Flying、N.Fia、家族達が僕の新しい姿を見て喜んでくれたら、それだけで元気になるんですよ。
来年には30歳になる。20代を振り返って、満足している点や後悔している点はあるだろうか。また彼が望む30代の構想についても聞いてみた。
20代に残念だったことはありません。その惜しい部分さえも自分の足跡だと思っているので。むしろ30代にはどんなことが起こるのか楽しみです。その時が来ても'キムジェヒョン'として存在できたらと思いますし、今のまま変わらず'キムジェヒョンはキムジェヒョンだね'って感じてもらいたいです。あ！それから、僕の姉が元RAINBOWのキムジェギョンじゃないですか。少し冗談を加えて'キムジェギョンの弟、キムジェヒョン'もいいけれど、'キムジェヒョンの姉、キムジェギョン'が追加できたら嬉しいですね。(笑)
あとは'親しみやすい俳優'に近づけたらと思います。どこでも見ることができて、一緒に嬉しさや悲しさを感じられる俳優に。
